Dufftown 街角ミュージック

穏健リベラルの波とマイナーパワーがこの世を救う

2016年9月、FC2 から移転。
Blairfindy1号2号から大文字左京(だいもんじ・さきょう)に改名しリスタート
旧名義の画像が混在しているのは御了承願いたい

記事並び画像の無断使用転載はこれを固く禁ず!
画像をクリックすると大きな画像が出る。

The Legendary Super Star 阪急電鉄6300系電車 追撃編 Part 1

嘗て阪急の帝王と云うべき存在だった車といえば、紛れもなく6300系である。
1975年から従前の2800系に代って京都線特急車の座に就いたこの車は、当時のライバルだった 京阪3000系(初代) 国鉄新快速153系 を向こうに回しての大立回りで、競争で遅れを取っていた阪急の救世主にもなった。
競争で遅れを取り闇夜を彷徨う如きだった?阪急京都線に御来光を齎したのであった。
そして言うまでもなく、関西私鉄界の大カリスマの一角を占めた。


長い間、十三~大宮間ノンストップだった特急が1997年、高槻市に停車する様になり、これを契機にして特急が速達性を捨てて、21世紀に入ると「特急の急行化」が一気に進んで行った。
そしてこれに呼応する如く、6300系も三十路を迎えた丁度その頃、9300系が登場。当然の如く帝王の座から滑り落ちて行った。2ドアで車端部に偏るという「特急車らしさ」が仇となったのである。
2008年に6356F=第7編成が廃車になり、以降6355F6357F6330F(変り種の6330系) という具合に4編成が廃車となり、6353F・6351F・6352F という順で嵐山線用に減車と仕様変更が行われた。
2010年2月、京都線特急としてのラストランを迎える。ただこれも、 500系のぞみ ラストランと思いっきり被る形になってしまうという悲劇に見舞われてしまった。


それ以来、京とれいんとなった6354F については、阪急京都線を土休日に撮影する機会自体殆ど無い為、撮影は2回だけのみに留まっていた。



先月末、関西方面に行く機会があったのだが、その初日が日曜に当たった。しかも朝方こそ曇った時間も少しだけあったが、それ以外はほぼパーフェクトな晴れ。
朝方は神崎川の土手から阪急神戸線を撮影。神戸線の撮影も29ヶ月振りとなってしまったが、約2時間に渡って結構な釣果だったと思う。
何でそんな所でと思われるかも知れないが、阪急撮るなら梅田行きを狙いたい。神戸線は秋冬向きの撮影地が多いのも事実であるから、春夏の時期に神戸線の梅田行きを良好な光線状態で狙える場所は此処しか思い浮かばなかった。(Google ストリートビュー等を使って事前に研究してはいたのだが)


hk1007@kzkgw01

1000系1007F特急梅田行き
京都線の1300系は撮影しているのだが、神宝線仕様の1000系は初撮影となった。
ただ、何と言っても向う岸のフェンスが邪魔!それさえなければイイ感じの撮影地になるのだが…
ネットを使って下調べしても、意外と気付かない事も多い。実際に撮影してから「あれっ? えぇ?」というケースも多い


hk7010@kzkgw01

7000系7010F特急運用
2013年にリニューアルはされているが、先頭部分の車番を横河に移したため、ヘッドマークが無いと間抜けな感じに見えてしまう。いっその事、7008F の様に顔面整形もやってしまえば良かったのに。(これ以上顔面整形するカネはないらしい


hk8003@kzkgw01

8000系8003F の普通運用
前面部の車番が横にずらされているが、8000系の様な額縁フェイスだとまだ見られる感じか。
実際に撮影してみると、120~130mm相当で、先頭パンタは2丁ともそれなりに上手く抜ける。妥協を強いられる点は多々あるが、神戸線の春夏用撮影地としては貴重かも知れない。


神戸線自体、この記事のメインの話ではないので、これ位にしておくとして…
その後昼時は鶴橋に移動して、結構有名なスーパー銭湯一風呂浴びて更にはビール中ジョッキ。気分爽快で戦闘モードに戻り、先ずは京橋経由で寝屋川市へ。

駅前では「ねや音」というステージイベントが行われていたので一応覗いてみた。それは駅東側の小さな広場でこじんまりと行われていた。草加駅前のMusic Rainbow を小さくした感じというとイメージし易いか。地元のNPO が主催して月1回程度開催されているらしい。

その日はほぼ快晴、しかも13時過ぎなんでトップライト、ステージは北向き。故に光線状態は最悪に近い、この後曇る気配もない。しかも、面子を見てもあまりピンと来ない(小生は関東の人間なので当り前だが)。
折角関西まで来たのだからこんな時はやっぱり撮り鉄

そして場合によっては夕方前に寝屋川に戻っても良いという考えになり、京阪+モノレールで南茨木に移動。着いたのは14時半過ぎ、バリ順タイムの始まりであった。
この日は試運転が無かった為か、集う人間も小生含めて3人程で、静かにマッタリ撮影開始。この場所は4月や8月あたりが最適かも知れない。


hk7305@mib01

7300系7305F・普通天下茶屋行き
DA star 50-135mm のワイド端を使って撮ってみる(75mm相当)
これはこれでそれなりに良くは見えるがシャッターを切るタイミングが難しい。60mm程度(90mm相当)のところにセットして画角を少々変更


hk9307@mib01

京都線の現・特急車9300系・9307F が前職特急車の露払い的役割を果たした格好だが、9000 / 9300系の妙に丸っこいスタイリングは、他の車輌が角張っている事もあってか少々気になってしまう。



そして、この日午後のメインイベント!真打登場!
6354F 京トレイン特急の続行のスジに入る快速特急運用である。


hk6354@mib02

15時を少々過ぎてホンマにバリ順! 休日の京都線でこれを撮らずして何を撮るのか?
この日の昼時にも十三駅で目撃しているが、快速特急といいながら、特急より遅い。混雑緩和には貢献出来ない。今や不要論まで出る始末。
不要論を唱える輩はこの名車6300系及び阪急京都線を冒涜しているとしか思えない。
今でもその存在感はクラウンジュエルというレベルである、9300が幾ら足掻いてもこの領域に到達出来まい。
このレジェンダリーな名車を久し振りに、快晴の空の下で撮れた事に感謝!





4月でこんな快晴も結構珍しいので、勿論その後もまだまだ撮影継続…


hk7303@mib01

7303F 準急 梅田行き
前出の7305F 同様に2014年のリニューアルと共に貫通扉のガラスが下に伸び、制御方式も界磁チョッパから VFD()に変更されている。
7300系8連車の更新だが、例の顔面整形は7320F のみに留まり、残りの編成については制御方式変更が主になり見た目はあまり変わっていない。

7000 / 7300系のリニューアルを総体的に見ると混迷が感じられる。最初にやった7008F 顔面整形のインパクトが強かった上に、その後のトーンダウン(簡略化)が目立つ。特に7000系は数が多い事もあってか、リニューアルのペース自体が遅く、その間にリニューアル内容も数回の変更を経ている。
このスローペースと混迷は阪急の置かれた経営状態を如実に示しているといっても否定は出来まい。


hk8332@mib01

8332F+8313F 古都ラッピング車、こちらも 準急 運用
2015年1月17日から開始されたこのラッピング、去年3月までの予定が今年11月まで延長となった模様。この日の朝、小生は神戸ラッピングの8032F+7017F に乗車しているのであった


背後の集合住宅が如何せん邪魔! 被り付いて正面気味に望遠で切り取るのが正調というのも頷ける
どちらにせよあのボックスが厄介(以前は無かった気がするのだが…)
今迄厭と言う程撮影させられてきた3300系は殆ど来ず、5300系はやたら多かった。


osk66612@mib01

サブキャストの役割を果たす大阪市交通局66系 第12編成なので中期型車
阪急の路線を走る唯一のステンレス車、2012年からリニューアルが始まっているがそのペースは実にゆっくりで、小生はまだ更新車の姿を見た事がない。

南茨木で結局16時直前まで粘ってしまい、近くの建物の影が線路上に落ちてきたので撤収。寝屋川に戻る事も諦め、駅ビル内の喫茶店でレイコ(関東ではアイスコーヒー)と共にgdgd と一服。
でもそこで、グランフロント大阪に直行すれば、公認路上ライブが見られるかも知れない!と気を取り直し、5300系 準急 で梅田に向かった。
着いたのは17時、約1時間だけMUSIC BUSKER UMEKITA 公認路上ライブを観られた。
こんなの川崎や草加で慣れっこなのだが…、年に数回しか行かない場所で、勿論初対面で再び逢えるかどうかも判らない相手に対して、いつもと違うドキドキ感を味わっていた小生だった。
その時の絵は後日、別のネタとしてうp する事とする。


てなわけで、京トレイン以外の6300系の話はPart 2 にて!



)VVVF は和製英語で、正しい英語表記は VFD(variable-frequency drive)、AFD(ajustable-frequency drive)、簡略化してinverter drive 又は AC drive とも書く



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厄人クソ過ぎ~、何処までも~ 其の弐

国民を悉く地獄に落とす事が決定的なマイナンバー(以下、MN)という制度について改めて述べて行くその2回目。電子政府・行政スリム化等の色々な美名はあっても、結局は市民をデータという形で徹底監視する事に狂奔していると言って良いだろう。

2002年に住基カードを持たせれば電子政府が実現出来ると、大風呂敷を広げてやらかしたのがあの住基ネットであったが、最初の10年で4200億円をドブに捨て大失敗して、まだ1年当りで120億円程の税金を飲込み続けている。
御存知とは思うが、政府は国民の一挙手一投足を監視すべくMN カードを国内パスポートとして携帯を義務付ける事を狙っている。
ただ、その為にMN カードが恐ろしく危険な物になったのである。
何せ、顔写真とMN が堂々と記載されている電子証明書なのだから、紛失・盗難は元より不正にスキミングを食らった場合でも、成りすまし犯罪の被害に遭う事はほぼ決定である。

こんな事もあって、MN カードの交付は当初企んだ様には進んでいないのも事実である。



このMN カードがクソなポイントはまだある。政府側は電子政府推進に必要なアイテムだというが、このカードと専用リーダーをパソコンに繋ぐという形でしか使えないのである。スマホ等のモバイル機器では無理なのである。
カードとリーダーを使わせるのではなく、ワンタイムパスワード等を活用する様にシステムを構築した方が合理的である。
因みに、オーストラリアの電子政府 ” my Gov “ では、カードなんて使っていない。その代りに7桁のパスワード+3つの質問でログイン出来る様になっている。同国ではスマホ使用の納税申告が普及している。
世界的にも電子政府でIC カードを使わせる国は極少数で、ワンタイムパスワード等によるデータセキュリティシステムが主流で、携帯に続く第2のガラパゴス現象が日本では起きているのである。

国民のサイドからしたらあまり使えないこのアイテムだが、カードの存在で既に潤う連中がいるのである。それは言うまでもなく、IT とその関連業界である。カード自体が公共事業になっているという訳である。総務省だからダム、高速道路、新幹線は作れないといっても、それなら個人番号カードでという事なのである。
アホバカ公共事業のやり方なんて幾らでもあるという事なのであろう。



fugaku102


マイナンバー法は個人情報保護法を一般法とする特別法である。小規模事業者に当たる場合は個人情報保護法上の個人情報取扱事業者から2018年5月まで除外されるが、MN 法では除外はされない。ただし、小規模事業者に対して緩和された安全管理措置を認めている。
とはいっても、特定個人情報の取扱に関して、MN が絡む業務の洗出し、取扱規定の策定、番号収集・本人確認実施体制の明確化・扱範囲の限定・安全管理・担当者に対する監督の体制整備が必要になる。
更には、税務や社会保険届出事務を外部に委託するような場合、受託者に対し別途書面を取り交わして取扱の適正さについて監督する義務が生じる等の負担が生ずるのである。
これらにプラスして、万が一にでも漏洩した際の民事賠償も見越して保険に加入する事も検討しなければならない。





例えば、給与やバイト代の支払いを受ける時に、MN を通知しなければ給与を支払わないといわれる事も想定される。そこでMN 付個人情報なんて危険すぎてそんな簡単に出せる訳がないと拒否したとする。
その場合でも支払いは受けられるし、雇用主は支払わなければならない。
MN を通知しないから解雇とか不採用というのはあり得ない。又、MN を書かない支払調書でも税務署は受理する(今のところ)。必要があれば税務署サイドで端末で調べて書き込む事も出来るからである。
無論、法令に定められている範囲外でMN の提供を求めるのも違法行為である。



非常に恐ろしいその序に述べれば、
国税当局には自由にMN 付個人情報を横流し出来るシステムも用意されている。MN 法及びその施行令に規定される要件下ではMN 付個人情報を他の機関に提供出来ると規定されているのである。
警察(特に公安)や検察と国税当局というとんでもないタッグが出来る事も十分予想され、一気に暴走し誰も止められなくなる事も危惧しなければならないであろう。これは決して荒唐無稽の一言で片付けられる話ではない。




MN 制度だけでも恐ろしいのに、共謀罪の新設やその先に見据えられている治安維持法の復活という事態になれば、それらの複合技で本当に酷い社会に成り下がるのは目に見えている。主権在民によって成り立つべき近代国家の本当の危機は直ぐそこにあると考えなければならない。
こうなってしまったら、完酷・来た挑戦や注獄の事は笑えない。


人や世の役に立つ事よりも、厄災を齎しまくる事を専ら優先するからこそ厄人なのである。



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厄人クソ過ぎ~、何処までも~ 其の壱

先月某日京都に行った際に、烏丸通近辺のある喫茶店(結構有名な所)でこんな会話を耳にしてしまった。
何でもかんでも、やたらマイナンバーって…、怖いわぁ~
小生はこれを聞いて、これこそ適正な感覚だと思ったのであった。


fugaku101

時折こんなCM を目にするであろうか?「良い事だらけのマイナンバーカード!」
良い事だらけだと?~ はぁ? 
こんな物は地獄の一里塚にはなっても、良い事なんて何も無い! 今こそ断言してやるぞコノヤロー


このマイナンバー(以下、MN と略す)という制度施行から1年が経った訳だが、これはそもそも行政のスリム化効率化の為、所謂電子政府を推進するという美名の下でゴリ押しされたものであった。
でも、これが国民にとって大きな不幸を齎す事も、電子政府なんて掛け声倒れに終るのも既に目に見えているのである。電子政府による行政の効率化なんて本気でやる気は無かったとも見受けられる。


MN は、公開された一つの番号を各分野・用途を越えて共通番号として使用する方式を採用している。兎に角今の時代これは脆弱で危ない。これを所管する総務省がこの一方で何を抜かしているか?
「一つのパスワードを彼方此方で使い回すのはやめましょう!」
MN はこの真逆である!
一つの固定された番号を税、社会保障から始まり、そこから色々な分野で使い回させる暴挙愚策をゴリ押ししようとしているのである。
ここだけ見てもL.O.L. の大草原であるが、笑って済まされないとんでもない事態が待ち受けているのである。


この手の制度、アメリカで導入されたが早々と失敗。成りすまし犯罪が多発し過ぎたのが最大の原因とされるが、3億人分のシステムなんてそもそも無理があったのである。
日本の北西にある「南半分」のあの国、仮に「完酷」としておこう。その国でも既に破綻して政策は転換されている。人口は約5000万人だから日本の40%程度であるが、破綻したのである。
(国自体が無政府状態になったりするという国家としての基本的欠陥もあるが)

こうやって色々突っ込むと厄人や政治家、IT 業界の輩どもはこういう反論をしてくる
「ラトビアでは上手く行っている」「スウェーデンでは上手く行っている」
ラトビアの人口なんて200万人、札幌市より僅かに多いが、名古屋市より少ない。スウェーデンでさえ960万人、神奈川県より僅かに多いが東京都より少ない。こんな制度の限界というものが一つ見えてくる。


MN 管理というのもこれを強いられる民間事業者にとっては大きな負担である。億単位の出費を強いられる企業も存在するほどである。上場するような大企業でも四苦八苦しているのに、中小零細の事業者に至っては扱いきれない代物なのは明らかである。
小規模事業者なんてそれこそ、MN 管理なんてまともに出来る訳がないのであるから、そんな所に個人番号を提供するなんて自殺行為以外の何物でもない。


税務や社会保障等、役所絡みの事で言えば、役所にはデータベースにアクセス出来る端末があってしかるべきなので、必要に応じて役所側でアクセスして番号を取得すれば事足りる筈で、その仕事を民間人たちに押し付けたとしか思えない。
そのMN の取扱自体が民間にとっては危険極まりなく、その上多大な苦労を強いるのである。セキュリティを強化すれば問題は起きないと抜かしているが、大手企業や官公庁でも危ないのに、日本の大多数を占める中小零細業者にこれを完璧に扱えというのは酷に過ぎるし合理的とはいえない。そんな所にカネや労力をジャブジャブつぎ込める事業者なんてそれこそレアである


MN 付個人情報を取得した場合の取扱の仕方は、政府機関のガイドラインに則ると凡そこういう事になるが、実際は各段階でかなりややこしい事態が待っている。
#1 収集→ #2 安全管理→ #3 保管→ #4 利用→ #5 提供→ #6 開示・訂正・利用停止→ #7 廃棄・削除
取扱プロセスにおいてこれだけの段階があるのだが、各段階で安全管理義務を遵守する事が義務付けられているのである。
もうこの時点で厄所が机上の論理と利権増大への欲望だけで作ったシステムという事がお判りだろうか?


これから他人の個人番号を取得した事業者等がこれを厳重に管理する保証は全くない。違法・不適切なMN 付き個人情報のやり取りが横行し、成りすまし犯罪も爆発的に横行するのは目に見えている。
以前にも述べたが、即刻廃棄抹消すべきケースでも、これを怠れば流出に繋がる。更には、漏洩させたり借金のカタに売ってしまう様なケースも多々あり得る。それこそ何時潰れるか分からない様な小規模事業者や個人事業者の場合は極めて危険であると考えるべきである。
それこそ、MN 付個人情報がブラックマーケットに流されたら止める手立てはない。反社会的勢力の類がなりすまし犯罪で資金稼ぎを狙う様になるのも間違いない。

これに対し、個人情報保護委員会という組織あるが、こいつは何の役にも立たないと断言すべきである。一般職員まで合計して数十人程度の組織でしかない。そんな所が1億数千万人分のMN 付個人情報取扱の適正さについて監視なんて出来る訳がなく、ただのアリバイ作り若しくはMN 制度翼賛の装置にしか過ぎないと考えるべきである。因みに、MN 法で処罰の対象になるのは故意犯のみである。


このマイナンバーというシステム、とんでもなく糞なのは、あの住基ネットのシステムを基に作られているのである。住基ネットといえばとてつもなくしくじったあの政策である。そんな住基ネットのシステムをベースに更に色々追加してマイナンバーのシステムが存在しているのである。
では住基ネットと何処が決定的に違うのかといえば、住基ネットは官対民というやり取りのみで使われたが、マイナンバーは官民だけでなく民民のやり取りにも使わせる事を前提にしているのである。


こんなに糞で恐ろしいものをタップリ孕んでいるMN 制度の話は、その弐へと続く!



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優良シェリー蔵抹殺される?

Alexander Gordon(アレクサンダー・ゴードン)というシェリーでも優良な生産者がいた
日本では名古屋市にある会社がエージェントになっていて、必ずしも入手困難な銘柄ではなかった。(決して容易でもなかったが)
小生も、6年程前のアンダルシア製品展示会で出会ってからここのシェリーは結構好きだった。何と言っても品質と価格のバランスが優れていたと思う。
しかし、そのエージェントの会社の人間から、この蔵が事実上抹殺されてしまったという情報を手に入れたのである。
つまり、この優良なシェリーを二度と手にする事は出来ないという事なのである。

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このAlexander Gordon という名に対しある大手ブランドからクレームがついて、差止請求が認められてしまったのである。その大手とは、Gordon Tanqueray(ゴードン・タンカレー)、言うまでも無くジンのトップブランドであり、酒造業界世界最大手である彼のDiageo(ディアジオ)のコングロマリットの中核をなす会社の一つである。
差止を認めた判決の詳しい内容は判らないが、これによりアレクサンダー・ゴードンは販売不可能となった。操業も差し止められ、巨額の賠償金も課された可能性もある。

このボデガとしての名称はMarqués de Irún(マルケス・デ・イルン 註1)、現在の経営者はLuis G. Gordon(ルイス・G・
ゴードン)氏なのだが、近年ではEmilio Rustau(エミリオ・ルスタウ)の手に渡り、現在はLuis Caballero(ルイス・カバジェロ 註2)の傘下。
更にシェリーのみならず、Rueda(ルエダ 註3)で白ワインの生産も手がけている。

シェリーでも最古のボデガであり(1770年頃スタート)、生産量は多くないものの超名門の一つであった。
そして、この創業者であるゴードン一家が現在の様なシェリーの生産販売のシステムを最初に構築したとされている。
しかも、Gordon=ゴードンという名は英語圏でもポピュラーな姓である。


一方、ジンで有名な Gordon's の創業者もAlexander Gordon という人物で創業は1769年である
(昔のボトルにはAlexander Gordon and company としっかり書いてある)。
要は創業者の名前と創業年代がモロ被りしてしまった事の不幸といえる。


ただどうしても大手資本の極めてヤクザ的な横暴が透けて見えてしまう、その司法の判断が又圧力にいとも簡単に屈した酷いものの様にも見えてしまう。

この蔵及びそのストックの原酒については、親会社であるCaballero が引き取るなりするのかも知れないが、この佳酒が絶滅するのは忍びない。同グループのウェブサイト上で、シェリーの項目からこのA. ゴードンの名は既に削除されている。
このボデガを抹殺しようとしているのがDiageo の一員。Diageo は無論スコッチウィスキーの最大手である。これが余計にクソな話に聞えるのである。
何せスコッチの業界はシェリー樽の確保に常々奔走しているのであるから。



25年以上前だが、当時カリフォルニアに存在したKenwood(ケンウッド)というワイナリー(当時それなりに高評価を得ていた)に対し、オーディオ機器のケンウッドがカリフォルニアの裁判所に差止請求を起したが、結局返り討ちにあった事を思い出した。
因みにそのワイナリーの場所の名がKenwood だったのであるが、L.O.L. の大草原としか言いようのない話である。


参照記事=そうだ、Sherry を飲むべし Part 1  Part 2  Part 3




註1)Marqués de Irún(マルケス・デ・イルン)はゴードン家の爵位
註2)シェリーでは最大手のグループで、スペインを代表する酒造大手でもある。E. ルスタウもここの傘下
註3)スペインを代表する白ワイン産地はマドリードの北西にあるこのRueda と、ガリシア地方のRias Baixas(リアス・バイシャス)




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今からはブランデーが来ぅ~る~っ?、という件 Part 2

ブランデーの方がウィスキーよりひょっとしたらポテンシャル高くねぇ?
これは勿論、実に雑な言い方であり、語弊があるのを承知である。


小生がこういう考えをある程度強く持つきっかけがあったのである。
横浜市のある酒屋を訪れた時にこういう言葉を投げかけられた。「ウィスキーを13度位に薄めた場合、ワインに敵う訳がないでしょう。」
ワインもウィスキーも勿論ピンからキリまであるから一概には言えないが、 色々な酒を飲んでいる経験からこれは尤もだと思った。


その考えをワインからブランデーに援用して行くと、
ウィスキー等のスピリッツは穀物を糖化してシロップにしたものから造られるが、ブランデーは葡萄(果実)のジュースである。この差というものが意外と大きいのでないかと思う様にもなった。

世界に色々ある酒には気候風土や歴史といった独自の裏付けがあって存在している物が多いのであるから、各々の良さがある事は十分承知している。それらを無理矢理同じ物差しの上に乗せて貴賎を付ける気は毛頭、無い。
この国では穀物の酒ばかり飲んでいる人間が多い為か、ブランデーの能力というものが過小評価されていた事は否めない。それでもここ2年程でカルヴァドスの人気が上がって来たのである。


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左画像= SMWS C1 2 48.2%   SMWS にとってコニャックの第2弾に当たるボトル。
第1弾同様レ島(Ile de Ré)産の物、ということでその出所はCAMUS(カミュ)なのは間違いない
右画像=Domaine de Martique 1973 48% Bas-Armagnac ボトリングは2010年頃?
極小生産者のヴィンテージ・アルマニャックも最近は殆ど入手出来なくなって来た


去年4月に SMWS(ザ・ソサエティ)がコニャックをリリースした時は驚いた人もいたかも知れない。ただ、ソサエティは過去にラムをリリースしている事もあるから小生は驚かなかった。それどころか、「漸くかい!」「何でもっと早く出さへんかったんかい」という印象だった。
これ以外でも有名ボトラーであるW. Cadenhead(W. ケイデンヘッド)はこれまでにもコニャックを数回リリースしている。

コニャック、アルマニャックを始めとして、ワイン産地で作られるマール(marc)、フィーヌ(fine)更にはオー・ドゥ・ヴィー・ドゥ・ヴァン(eau de vie de vin)
葡萄以外からの物としてはノルマンディの林檎から作られるカルヴァドス(Calvados)()、アルザス等で作られる
オー・ドゥ・ヴィー・ドゥ・フリュイ(eau de vie de fruits)という具合に、これからのスター候補はまだ控えているといって良い。


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左画像=Calvados Pays d'Auge 1998 44% あの信濃屋が推すApreval(アプルヴァル)からの品。
これは京都寺町二条にあるBar Calvador とのコラボボトリングでシングルヴィンテージ
右画像=Vedrenne vieux Kirsch 45% 1990年代初頭? Kirsch なので原料はチェリー
ブルゴーニュのリキュールで有名な会社だが、嘗てはKirsch(キルシュ)等のブランデー類でも名を馳せていた。


フランスだけでも色々なブランデーがあるがそれだけでは終らない。
イタリアも粕取りのグラッパが有名だが、勿論かなりのブランデー大国である。
スペインも負けじとヘレス・ブランデー(Jerez Brandy)を擁するなど、旋風を巻き起こす能力はある。
ヨーロッパ各地のブランデーも加われば、まだまだ御宝の様な樽が彼方此方に眠っている可能性は期待出来る筈である。


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左画像=Valdespino Family Heritage Solera gran reserva 40%
シェリーの名門、ヴァルデスピノの名品。シェリーの序に造っているなどと言って侮ってはならない。
世界でもトップクラスのブランデーであるのは言うまでもない
右画像=MERITO 35 Solera gran reserva 40%
シェリーとしてはBERTOLA(ベルトラ)の名で知られるDiez Merito(ディエス・メリート)からの最上品のブランデー。このクラスにもなると流石という味わいである。
35というその名の通り、35年以上ソレラで熟成した物で、下のランクに当たるMERITO 25=25年以上の物と共に間もなく日本市場でもデビューの見込み。ただし、価格が相当なものとなる模様

noyac25a  chrbros01
左画像=NOYAC Armenian brandy 25年 40% 1980年代のロット? 埼玉県内某所で購入。
旧ソ連のアルメニアではブランデーの生産が盛んだった。1910年創業のARARAT(アルアラト)は有名で、今でも日本にも輸入されている。
裏のラベルを見ると、樽で英国に運ばれロンドンにあるNoyac Intl. で瓶詰されたと書かれている。ARARAT の最上級品がNOYAC(ノヤク)の名を冠して売られていた。アルアラトはノアの箱舟が漂着した場所とされていて、ノヤクはノアの泉という意味である。

右画像=Christian Brothers California Brandy 40% 多分1970年代
19世紀からカリフォルニアに根付いてワイン作りを開始し、ブランデーは1940年生産開始。ポットスティルでの2回蒸留で作られる。現在はバーボンで有名なヘヴン・ヒル(Heaven Hill)の系列に属している。


そしてブランデーの可能性は欧州に限った事ではない。
アメリカでもウィスキーやジンを作り出す所謂クラフト蒸留所が雨後の筍の様に登場しているその中でも、ケンタッキー州でブランデーに注目し取り組んでいるカッパー&キングズ(Copper and Kings)蒸留所の評価が高い様である。日本国内デビューはまだなのが惜しまれるが、数年内に導入される可能性はあると小生は見る。(信〇屋あたりが放っておかないか?)
ペルーでは17世紀からピスコというブランデーが存在しているのである。ブランデーは日本でも細々とは作られていて、こういう所からでも脚光を浴びる物が出て来るかも知れないと思うと、楽しみな話だとも言える。





)カルヴァドスでもドンフロンテ(Donfrontais)区域 では洋梨を30%以上使用する事が義務付けられているので注意されたい。逆にペイ・ドージュ(Pay d'Auge)では洋梨は30%以下に制限されている。林檎・洋梨共々使用可能な品種は法律で指定されている。



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