Dufftown 街角ミュージック

マイナーパワーがこの世を救う。今こそ日本を大和民族の手に取り戻せ!連綿と受け継がれる日本と大和民族を護ろう。 害人天国を~、ブッ壊す!

Japan 1st! God Bless Japan!
Make 大和民族 Great Again! Make 大和民族 Strong Again!
Make 大和民族 Wealthy Again! Make 大和民族 Safe Again!
言論表現の自由は神与のものとして何があっても護るべし!
Twitter=@sakyo_daimonji

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ブランデーの方がウィスキーよりひょっとしたらポテンシャル高くねぇ?
これは勿論、実に雑な言い方であり、語弊があるのを承知である。


小生がこういう考えをある程度強く持つきっかけがあったのである。
横浜市のある酒屋を訪れた時にこういう言葉を投げかけられた。「ウィスキーを13度位に薄めた場合、ワインに敵う訳がないでしょう。」
ワインもウィスキーも勿論ピンからキリまであるから一概には言えないが、 色々な酒を飲んでいる経験からこれは尤もだと思った。


その考えをワインからブランデーに援用して行くと、
ウィスキー等のスピリッツは穀物を糖化してシロップにしたものから造られるが、ブランデーは葡萄(果実)のジュースである。この差というものが意外と大きいのでないかと思う様にもなった。

世界に色々ある酒には気候風土や歴史といった独自の裏付けがあって存在している物が多いのであるから、各々の良さがある事は十分承知している。それらを無理矢理同じ物差しの上に乗せて貴賎を付ける気は毛頭、無い。
この国では穀物の酒ばかり飲んでいる人間が多い為か、ブランデーの能力というものが過小評価されていた事は否めない。それでもここ2年程でカルヴァドスの人気が上がって来たのである。


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左画像= SMWS C1 2 48.2%   SMWS にとってコニャックの第2弾に当たるボトル。
第1弾同様レ島(Ile de Ré)産の物、ということでその出所はCAMUS(カミュ)なのは間違いない
右画像=Domaine de Martique 1973 48% Bas-Armagnac ボトリングは2010年頃?
極小生産者のヴィンテージ・アルマニャックも最近は殆ど入手出来なくなって来た


去年4月に SMWS(ザ・ソサエティ)がコニャックをリリースした時は驚いた人もいたかも知れない。ただ、ソサエティは過去にラムをリリースしている事もあるから小生は驚かなかった。それどころか、「漸くかい!」「何でもっと早く出さへんかったんかい」という印象だった。
これ以外でも有名ボトラーであるW. Cadenhead(W. ケイデンヘッド)はこれまでにもコニャックを数回リリースしている。

コニャック、アルマニャックを始めとして、ワイン産地で作られるマール(marc)、フィーヌ(fine)更にはオー・ドゥ・ヴィー・ドゥ・ヴァン(eau de vie de vin)
葡萄以外からの物としてはノルマンディの林檎から作られるカルヴァドス(Calvados)()、アルザス等で作られる
オー・ドゥ・ヴィー・ドゥ・フリュイ(eau de vie de fruits)という具合に、これからのスター候補はまだ控えているといって良い。


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左画像=Calvados Pays d'Auge 1998 44% あの信濃屋が推すApreval(アプルヴァル)からの品。
これは京都寺町二条にあるBar Calvador とのコラボボトリングでシングルヴィンテージ
右画像=Vedrenne vieux Kirsch 45% 1990年代初頭? Kirsch なので原料はチェリー
ブルゴーニュのリキュールで有名な会社だが、嘗てはKirsch(キルシュ)等のブランデー類でも名を馳せていた。


フランスだけでも色々なブランデーがあるがそれだけでは終らない。
イタリアも粕取りのグラッパが有名だが、勿論かなりのブランデー大国である。
スペインも負けじとヘレス・ブランデー(Jerez Brandy)を擁するなど、旋風を巻き起こす能力はある。
ヨーロッパ各地のブランデーも加われば、まだまだ御宝の様な樽が彼方此方に眠っている可能性は期待出来る筈である。


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左画像=Valdespino Family Heritage Solera gran reserva 40%
シェリーの名門、ヴァルデスピノの名品。シェリーの序に造っているなどと言って侮ってはならない。
世界でもトップクラスのブランデーであるのは言うまでもない
右画像=MERITO 35 Solera gran reserva 40%
シェリーとしてはBERTOLA(ベルトラ)の名で知られるDiez Merito(ディエス・メリート)からの最上品のブランデー。このクラスにもなると流石という味わいである。
35というその名の通り、35年以上ソレラで熟成した物で、下のランクに当たるMERITO 25=25年以上の物と共に間もなく日本市場でもデビューの見込み。ただし、価格が相当なものとなる模様

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左画像=NOYAC Armenian brandy 25年 40% 1980年代のロット? 埼玉県内某所で購入。
旧ソ連のアルメニアではブランデーの生産が盛んだった。1910年創業のARARAT(アルアラト)は有名で、今でも日本にも輸入されている。
裏のラベルを見ると、樽で英国に運ばれロンドンにあるNoyac Intl. で瓶詰されたと書かれている。ARARAT の最上級品がNOYAC(ノヤク)の名を冠して売られていた。アルアラトはノアの箱舟が漂着した場所とされていて、ノヤクはノアの泉という意味である。

右画像=Christian Brothers California Brandy 40% 多分1970年代
19世紀からカリフォルニアに根付いてワイン作りを開始し、ブランデーは1940年生産開始。ポットスティルでの2回蒸留で作られる。現在はバーボンで有名なヘヴン・ヒル(Heaven Hill)の系列に属している。


そしてブランデーの可能性は欧州に限った事ではない。
アメリカでもウィスキーやジンを作り出す所謂クラフト蒸留所が雨後の筍の様に登場しているその中でも、ケンタッキー州でブランデーに注目し取り組んでいるカッパー&キングズ(Copper and Kings)蒸留所の評価が高い様である。日本国内デビューはまだなのが惜しまれるが、数年内に導入される可能性はあると小生は見る。(信〇屋あたりが放っておかないか?)
ペルーでは17世紀からピスコというブランデーが存在しているのである。ブランデーは日本でも細々とは作られていて、こういう所からでも脚光を浴びる物が出て来るかも知れないと思うと、楽しみな話だとも言える。




)カルヴァドスでもドンフロンテ(Donfrontais)区域 では洋梨を30%以上使用する事が義務付けられているので注意されたい。逆にペイ・ドージュ(Pay d'Auge)では洋梨は30%以下に制限されている。林檎・洋梨共々使用可能な品種は法律で指定されている。



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ウィスキーの人気が世界的に凄くなって、原酒不足と価格高騰が止まらないというのは既にご存知であろうが、「ウィスキー命」「モルト一筋」等と仰る位の御仁達と雖も、この状況も此処まで来てしまうとウィスキーにばかりしがみ付いてはいられないというのも事実ではないだろうか。

近年、沢山のウィスキーファンを開拓して来たその原動力となったのは1970年代迄に蒸留された原酒であったとも言える。そんな「古き良き時代」の原酒達は殆ど消費しつくされて、最早お目に掛かる事も殆どなくなってしまった。それどころか90年代の原酒でさえかなりの価格になってしまっている。
此処10年位は増産に次ぐ増産だが、大手コングロマリットに属する蒸留所は特に、効率よくアルコールを採る事が主眼に作っているのは否めない。そう考えると、原酒の品質なんて高が知れた程度に留まってしまう可能性が高い。


そんな状況下で、ブランデーに対する市場の注目度が大きくアップしているのは最早隠し様がない。
日本でブランデーというと、Cognac(コニャック)がすぐに連想される事が圧倒的に多いと考えられる。バブル時代のあの名物ピンドンコン()とかに代表される如く、成金のオッサン達が銀座辺りで豪遊しているイメージも未だに抜けないかも知れない。


ブランデーとはそもそも、果実を発酵させてワインを作りそれを蒸留したものを指す。フランス語ではEau de Vie 生命の水、つまりウィスキーと同じ起源と言う事になる。
オランダ語のBrandewijin(ブラントヴィン)=ワインを燃やした物がBrandy という言葉の起源とされる。
フランスでブランデー産地として最初に確立されたのはArmagnac(アルマニャック)だといわれ、Alsace がこれに続く感じで、彼のCognac は寧ろ後発組だった。


コニャックが何故そんなにメジャーになったのか?
コニャックはヌーヴェル・アキテーヌ地域圏(Nouvelle Aquitaine)に属し、ボルドーの直ぐ北に位置し、近隣には貿易港としても栄えたラ・ロシェル(La Rochelle)がある。
古くはワインの産地として有名だった時代もあり、欧州北部に輸出されることが多かった。ただ、ワインは酸がやたら強く品質も安定しないという事で近隣のボルドーに押されてしまう。
オランダから来た商人達はそこに眼を付けて、蒸留して売る事を思い付いたらしい。酒に強いとされる北欧人達を中心に評判を呼び、やがてイギリスの上流階級の間で人気爆発となり、その名声は一気に広まった。輸出相手に恵まれたコニャックは大成功を収めた。

一方、Armagnac はピレネーに近いガスコーニュ地域(あの「三銃士」所縁の地として有名)に属し、小規模生産者が多数を占めて生産量も低かった事もあり、コニャック程メジャーにはなれなかった。
それでもアメリカ独立戦争の際には、イギリスで人気のあったコニャックやウィスキーがボイコットされてアルマニャックの需要が高まった時代もあった。
因みにコニャックの蒸留はポットスティルでの2回蒸留で、スピリッツの度数も70度前後あるのに対し、アルマニャックの場合は独特の半連続蒸留器(アルマニャック・スティル)を使用。低速での1回蒸留で、スピリッツの度数は55~60度程度に留まる。



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左画像=コニャックの代表選手、CAMUS Napoléon 1980年代 リッター瓶
右画像=アルマニャックの代表選手 Marquis de Montesquiou Napoléon 1980年代


小生はそれこそ20代から、色々な種類や産地ののブランデーが存在することは知っていた。それなりの種類も飲んでいた。コニャック・アルマニャックという2大メジャーを含むフランス産は勿論、フランス以外の国の物も彼是試した。
ブランデーは葡萄以外の果実からも作られるから、アルザスを始めとして欧州の彼方此方で特産にもなっているフルーツブランデー(Eau de Vie de Fruits)も嗜んだ。
そういう経験の中で小生は、ブランデーの持つその能力はウィスキーのそれを上回るのではないかとも密かに思ってはいたのであった。


これ以上続けると冗長になってしまうので、Part 2 へと持ち越す!



ピンドン=ピンクのドンペリ、つまりDon Perignon rosé(=Moët Chandon のフラッグシップ)とコニャックを混ぜて、氷を入れた大きなブランデーグラスに満たしたもの。バブル時代の象徴みたいな飲み物。ピンドンコニャックもその当時と味が大きく変ってしまっているため(特にピンドンの方が)、今それを完全に再現するのは殆ど不可能。



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Alain Graillot(アラン・グライヨ)といえば、Crozes-Hermitage(クローズ・エルミタジュ)の中でも名手といわれる所の作品。このLa Guiraude(ラ・ギロード)は所謂スペシャルキュヴェ。
Crozes-Hermitage なんて日常消費用的なイメージの付き纏うアペラシオンだが、このクラスのワインになるとこれは当て嵌まらない。


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北ローヌの2001は優秀な年と言われるから期待度も高い。10年以上前に名古屋に行った際に5000円弱程度で購入したボトルだった様に記憶しているが、今となってはこの作り手・このキュヴェ共々見掛ける事が殆どない。
色はそこそこの深度を持ったガーネットで均一性がある。
煎ったカカオ、なめし皮、黒文字、トリュフ、モリーユ、腐葉土…てな感じの暗いトーンで始まる。
時間の経過もあってブルーベリー、カシス、ブラックチェリー、プルーンバルサミコ、黒無花果、リコリス、クローブという展開となる。
微かにラベンダーローズマリー、ジュニパー、和山椒というニュアンスが追加的に感じられる。

酸は力強いが滑らかにして美しさを感じさせて、そこに収斂性は感じられない。その躯体は時々緩むが、基本的にまだタイトで内向的である。
比較的すんなり終るのかと思いきや、一旦飲み込んでからの反撃がかなりある。果実味と旨味感がさり気無く盛り上がって、これがなかなか消えず、かなりの時間持続を見せる。Crozes-Hermitage としたら出色の存在であるのは明らかで、Côte Rôtie やHermitage 等ともある程度対抗し得る一本かも知れない。


Les Meilleurs Vins de France 的な感じで点を付けるとするなら…、18 / 20



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mu-ton02川崎というと嘗て1970年代は公害訴訟が起きるなど、大気汚染や公害という負のイメージも強かった。今でこそ、武蔵小杉が注目を浴びて人気スポットの仲間入りをしているが、それでも東京と横浜の谷間みたいに見られて影が薄い様な感じもする。 

そんな川崎の町興しとして、音楽のまち・かわさき というプロジェクトが「音楽のまち・かわさき推進協議会」 という民間団体のもとで2004年から進められている。 
そのプロジェクトの一環として、川崎駅周辺では毎週末・祝日を中心に「公認路上ライブ」という形のステージイベントが開催される。 MUZA ゲート前、銀座街アーケード内、更には川崎駅東口広場、川崎信用金庫かわしん広場等の会場も設定される。
 
駅の東口あたりでの路上ライブも勿論盛んである。都内と違い非常に平和でまったりした空気の中で行われる路上ライブも楽しい。 そこでパフォーマンスを行うアーティスト達はかなりの数になるが、その中から一部ではあるが当ブログで簡単に紹介して行きたい。逢える確率はアーティスト毎にかなりバラつきがある。

各種音楽イベントの内容・日時・出演者等に関しては音楽のまち・かわさき公式ウェブサイト内 のイベント案内の項目や個別のアーティストのウェブサイト等を随時チェックされたい。

horisumo@kwsk01  horisumo@kwsk02

horisumo@kwsk03  horisumo@kwsk04

堀川すもも(ほりかわ・すもも)
「帰って来た昭和のポップスアイドル」、「昭和と平成を合せたポップスアイドル」という触込みで活動している。出身は宮城県。
今年に入った辺りから川崎駅前で頻繁に見られるようになった。
母親の歌う昭和の曲を幼少時代から聴いていて、その影響で歌手を志す様になったとの事で、2015年11月にデビュー。川崎ではまだ路上でしかその姿を拝む事が出来ない。


nemomo@kwsk01  nemomo@kwsk02

nemomo@kwsk03  nemomo@kwsk04

根本もね(ねもと・もね)
born Feb. 19th, 1996 164cm
元は「B少女戦士ゴーファイガー」のブルーの戦士、現在はソロと平行して「COCORO ODORU//」なるユニットのメンバーでもある。所属事務所はnever yell
彼女も今年に入った辺りから川崎で頻繁に見るようになった一人で、去年12月に3rd シングル「ジパング」をリリース。



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近年、「ボトラー」といわれる独立瓶詰業者が雨後の筍の如く出現しているが、この現象は欧米に留まらずアジアでも起きている様である。

先月中旬に三重方面に遠征したその帰り、名駅エリアのバーに立ち寄った。その際に頂いたのが、小生も始めて目にする台湾の新進ボトラーからのこの1本。
そのボトラーの名は、The Whisky Find 威士忌坊


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その台湾ボトラーからのファーストリリースに当たる「山海経」
(The Classic Mountain and Seas)シリーズ中の1本がこの
Miltonduff (ミルトンダフ)1995-2016・55%
このボトルには女媧補天という名がついている

色はやや明るめのゴールド
先ずはグラッパを想起させるグラッシーなフレーヴァー
その後開いてきて、ライチパイナップルという一寸弱めの?トロピカルフルーツ。
続いては杏仁、ココナッツ、アーモンド、ヘーゼルナッツ、松の実
マカダミアナッツ
更に杏、李、花梨、ミラベル、という黄色系が出て来て、ラズベリー、赤スグリという赤系が時折顔を覗かせる。
 
一寸した収斂性と刺激感も感じさせる場面もそれなりにあったが、この酒自体のボディは結構大きめでタイトな感じは無い様に思われる。アフターの長さも申し分ないというレベルは確保している様に思える。
総体的に考えればスペイサイドらしいシェイプは比較的明瞭に出ていた印象で、かなり良く出来たスペイの佳酒と言って差し支えない。
ショットの価格から、ボトルの市場販売価格は18000円程度と考えられるが、残念ながらそこまで物とは思えない。

仮に、Les Meilleurs Vins de France 的な感じで点を付けるなら… 17.5 / 20

因みに、これどほぼ同時にリリースされた物としては、
Bunnahabhain 1990=「爽」、Glen Garioch 1994 55.1%=「后羿射日」、Glen Moray 1996 54%=「百草」、
Caol Ila 1997 40%、Cameronbridge 1995=「杜甫」というのがある様である。

ウィスキー業界内では、アジア市場のプレゼンスが拡大しているのは言うまでもないが、昔から香港やシンガポールの市場はアジアでも重要視されたと思われる。その次に日本が台頭し、近年では何と言っても中国やインドである。そんな中でも実はなかなかの存在感を見せるのが台湾のマーケットである。

伝統と実績のある欧米の老舗ボトラーでないと原酒を買うのが難しいという現状や、シングルモルトの場合は瓶詰までスコットランドで行わなければならない事もあって、アジア地域で新進のボトラーが出てくるのは極めて困難かも知れない。アジアの希少なボトラーとしてこの、The Whisky Find 威士忌坊が何処まで頑張れるか見物である。



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序の様だが、時間と金銭的な理由で頂けなかったボトルの画像も紹介したい。


このシンプルながらクラシックで雰囲気のあるラベルが小生の心を捉えかけたので、早速バーテンダーさんに質問したところ、
何と、Ardbeg (アードベッグ)のプライベートボトリングで、
1997年蒸留の18年熟成だという事だった
この時点で既にカクテル2杯を頂いていた小生としては、最後の1杯は上述のMiltonduff とこのArdbeg との二者択一という事になった。


小生としてもこれは嬉しい大チャンスと思ったが、ショットの値段はというと、Miltonduff の約1.5倍に当たる4000円との事で、躊躇してしまった。
こちらを選択した場合、折角のショットをゆっくり十分味わいたい所だが、帰京する夜行バスの時間も考えると少々難しいかも知れないと思い、Miltonduff を選択してしまったのである。

今時18年クラスのArdbeg なんてお眼に掛かれるチャンス自体少なく、1ショット4000円でというのも難しいと考えると、こちらを選択すべきだったと言う後悔が1ヶ月以上経った今でも残る


ラベルの中央の文字を見ると察しは付くが、日本国内のバー3軒と酒販業者1社の共同でボトリングされた物と判る。以前はこの画像をSNS 等にうpする事もNG だった(既に解禁されている)程の極秘ボトルだったのである。

ボトリング数が88本と非常に少ないが、話を聞けば、有名ボトラーのCadenhead がショップで樽からの量り売りしていたものの、途中で酒自体がピークに達してしまったと判断されたので、その時点で残っていた酒がこういう形でボトリングされたという事だった。



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