茨木台ニュータウンと聞いて、それが茨木市どころか大阪府ですらないなんて普通は思わないだろう。北摂ローズタウン、北摂バードタウン、鎌倉台ニュータウンも然り、ここに挙げた4つのニュータウンは京都府亀岡市の東別院町又は西別院町という所に所在する。しかもそこは思いっきり山間部の斜面に張り付いた小集落にしか見えず、ガチで天空の城でも作ろうとしたんかいな?と思えるものである。
茨木市内からアクセスしようにもバスで1時間近く揺られてそこから徒歩20分だの30分だのは当たり前。そこは空き家・廃墟・未開発の空き地が目立ち、今や北摂のマチュピチュとして有名になってしまった。北摂ローズタウンでは水すら確保出来ない状況で入居を強いられた人達が開発業者相手に訴訟を起こしたケースもある。
そんな山間の僻地を無理矢理開発して売り付ける方も酷いが、買う方も大概にせぇやと言いたい所である。そういう場所の公共インフラは開発業者の負担で作らなければならず、その開発業者が潰れてしまえば住民達が自力で運営管理していかなければならない。茨木台の場合、水道使用の為の初期費用として入居時に新築なら50万円以上、中古でも30万円程度の初期費用が追加で必要になる。
その辺からすれば豊能町にある希望ヶ丘(絶望ヶ丘)は幾分マシだが、街の中に店が殆ど無く病院その他の生活関連施設も遠い。
(茨木といえば普通はこんなイメージ)
これだけ聞いてもバブルの時代に不動産業者や土建屋達が無責任に開発販売した事は容易に想像が付く。日本の都市計画制度では市街化区域・市街化調整区域・非線引き区域で用途指定がある所とそれすらない白地地域という風に大別される。バブル時代は市街化区域の相場が高騰し過ぎている上に、茨木市の様に市街化調整区域が広がっている場所では白地地域の山間部の急斜面に中小の開発業者が手を出せる場所は無かったと思われる。
北摂地域の限界ニュータウン群はかなり極端な事例かも知れないが、山間部・中山間部にまで無理矢理開発の手を伸ばした結果が結局このザマという悲惨なケースはまだまだこの国内に沢山あるのだろうし、まだまだ増えて行くのは目に見えている。
山間部のニュータウンが悉く廃墟の様になって「〇〇のマチュピチュ」が彼方此方で当たり前に見られる日も近いのか。
ここからはざつだん形式にて…
空中都市とも称されるマチュピチュの標高、実は2400m程度でインカ帝国の首都だったクスコより1000m低い。しかも都市なんかではなくクスコにいたインカの王侯貴族の別荘地に過ぎなかったらしい。クスコは今でもペルーの主要都市で人口も40万人+α、富山・高松・町田・豊田・柏あたりと同レベル。
「北摂や、土建屋どもの夢の跡」「茨木台、頭が岡C 夢の跡」(夏草ボーボー)
ニュータウン、土建政治の成れの果て
[ 悲報 ] 市街化調整区域、結局何も調整出来ず
市街化調整区域ってそもそも何なん?
市街が開発されると公共インフラ整備のコストが行政側にも掛かってしまう。その過剰化を避ける為に無秩序な開発にストップを掛けるべく設定されている。
関西は平野が狭いからねぇ、調整区域の先はすぐ山間部に入っちゃう。神戸なんか海から3キロ北に上がったらもう六甲の山やもんね。
茨木台にはこんな状況でも10代の子がまだ3人いるらしい。
「茨木」台やから大阪まで通勤圏内といわれて、自分の身の丈考えて飛び付いた。実際の土地が遠すぎて実地見学なんてやらなかった可能性はある。「将来は鉄道が通ってこの辺に駅が出来ます」「この近くに高速道路が計画されていて、インターも出来ます」なんて言う甘言に騙されるケースが続発していたのは全国各地であった。
地方でも要らん郊外開発なんかやるからこうなる。ず~~っとこんなんが懲りもせんと続いてるやん!
青森みたいにコンパクトシティなんて旗振って旧市街に人を戻そうとしても、今更出来ひんのなんて判り切った事やん! 郊外でしか暮らせない体質になり切った住民が旧市街に来る訳がない!
郊外は家広い、車あるから何でも出来る、歩ける街なんて要らん!、そういう脳ミソになりきってるんやで田舎の人間は。
若い内はそれでもエエやろけど、年いって車やれへん様になったらどないすんねん?
80年代になっても大阪は住宅事情が悪くて、戦後直ぐに建った様なおんぼろい文化住宅で溢れ返っていたらしいから、郊外のニュータウンに飛び付くしか無かったというのは解る。そこにバブルの地価高騰となれば山間部の僻地でも飛び付く奴が一定数いたのは判らんでもない。土地は永遠に上がり続けるいう強迫観念が常識になっていた時代やからねぇ~。
[ 悲報 ] バブルの時の日本人、頭が岡C くなってしまう。
バラ色の未来と人を騙した北摂ローズタウン、真の姿は北摂でもない亀岡の廃墟地獄
[ 驚愕 ] 東京23区内にも限界集落が発見される。
北区の赤羽台・桐ヶ丘の団地は既に50年オーヴァー、若者は殆どいない。団地内の店舗はほぼ全てが消えている。
北区でも高台にありこのまま行けば「都心から最も近いマチュピチュ」になるのは確実。
マチュピチュなんて生易しいモン違うやろ! スラム街みたいになって移民どもが流れ込んで昔のハーレム(NY)的な場所になり果てる、拳銃、シャブ、ギャング、何でもアリね!
今流行りのタワマンだって30年後は悲惨な状況かも知れんでぇ~!
ニュータウンだってタワーマンションだって理屈は一緒。四六時中住民同士でしかも親子揃ってマウントの取り合いで疲れ果て、そして30年も経てば一気に姥捨て山になる。タワマンなんか高層階と低層階で階級対立が出来たりするから余計に始末が悪い。最近そういうのは外国人が投資用に買うケースが多いから、そこに移民が入り込むと人種や宗教の対立が起きる火薬庫になりかねない。高層階に住んでてオラついてても、災害が起きたら逃げんの大変過ぎてガチでアカンやろ!
高齢者用の枠を設けたりして、世代分散を図ろうとしている所も出て来ているけど、ホンマに上手く行くんやろか?
一気に開発して一気に売り抜ける、だから人が一気に押し寄せて人口が増えるが、高齢化も一気に進んで姥捨て山からスラム化する。これがニュータウンの宿命。
(泉北NT と大阪を結ぶ泉北高速鉄道3000系 2015年5月 我孫子前~浅香山間)
泉北ニュータウンだって、多摩ニュータウンだって60年代70年代に出来たニュータウンは相当ヤバイ状況
渋谷の再開発絡みでノリに乗って調子こいてる田園都市線沿線の鷺沼とかたまプラーザの近辺もこれから相当ヤバイかもね(白目)
戦後になって、我らの宗主国になられたアメリカ様がアメリカ式郊外型消費生活を日本に売り付けようと画策した。
そしてこの国は幹線道路を引いて、郊外での宅地開発をさせて土建屋と不動産屋を一生懸命儲けさせた。「郊外は自然が豊かで子供がノビノビと育つ」なんていう幻想を撒き散らして郊外の住宅をドンドン売っていった。これで政治家も献金と票を手に入れた。
地方都市の郊外=道路沿いにイオン・パチンコ・ラブホテルに何故か図書館と病院がセットになっていてただそれ以上の物はないイメージ。大地主は定期借地権を使ってその地代だけで楽して十分食っていける。大地主は選挙の時なら集票集金もしてくれるから、そこにもWin-Win な関係が出来ちゃう。
高度成長期からバブルの間は経済も上がって行って土地神話が絶対だったかわ表面的には破綻が少なかった。尤も21世紀に入ったら高齢化人口減少になるのは前から分かっていたのに。
バブルがはじけたらはじけたで土建屋だの何だのを食わせなきゃいけないから景気対策とかいう名目が付いて、無駄な郊外開発が止まる事は無かった。
[ 国土交通省の論理 ] 道路が出来ればそこに色々な建物が建って新しい町が出来て発展する
古い町はどないすんねん? 爆撃でもしてキレイサッパリ無くすのか?
下級市民の母親が夜中に車に子供を乗せてカラオケボックスに入り浸るなんていう光景が郊外じゃ当たり前。郊外特に地方都市なんて言ったら親の車が無けりゃ何処にも行けない、それでも「子供がノビノビ育つ」なんてどの口が言わせるんですかねぇ~?
戦後型土建政治土建行政をブッ壊すんだ!、ブッ壊すんだ!、ブッ壊すんだ!、ブッ壊すんだ!、ブッ壊すんダァ~ッ!
35年前を想い出せ! あの時国鉄はあんなにブッ壊されたんだから、犬HK だって土建政治だってブッ壊せるんダァ~!
そ だ ね ぇ ~
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茨木市内からアクセスしようにもバスで1時間近く揺られてそこから徒歩20分だの30分だのは当たり前。そこは空き家・廃墟・未開発の空き地が目立ち、今や北摂のマチュピチュとして有名になってしまった。北摂ローズタウンでは水すら確保出来ない状況で入居を強いられた人達が開発業者相手に訴訟を起こしたケースもある。
そんな山間の僻地を無理矢理開発して売り付ける方も酷いが、買う方も大概にせぇやと言いたい所である。そういう場所の公共インフラは開発業者の負担で作らなければならず、その開発業者が潰れてしまえば住民達が自力で運営管理していかなければならない。茨木台の場合、水道使用の為の初期費用として入居時に新築なら50万円以上、中古でも30万円程度の初期費用が追加で必要になる。
その辺からすれば豊能町にある希望ヶ丘(絶望ヶ丘)は幾分マシだが、街の中に店が殆ど無く病院その他の生活関連施設も遠い。
(茨木といえば普通はこんなイメージ)
これだけ聞いてもバブルの時代に不動産業者や土建屋達が無責任に開発販売した事は容易に想像が付く。日本の都市計画制度では市街化区域・市街化調整区域・非線引き区域で用途指定がある所とそれすらない白地地域という風に大別される。バブル時代は市街化区域の相場が高騰し過ぎている上に、茨木市の様に市街化調整区域が広がっている場所では白地地域の山間部の急斜面に中小の開発業者が手を出せる場所は無かったと思われる。
北摂地域の限界ニュータウン群はかなり極端な事例かも知れないが、山間部・中山間部にまで無理矢理開発の手を伸ばした結果が結局このザマという悲惨なケースはまだまだこの国内に沢山あるのだろうし、まだまだ増えて行くのは目に見えている。
山間部のニュータウンが悉く廃墟の様になって「〇〇のマチュピチュ」が彼方此方で当たり前に見られる日も近いのか。
ここからはざつだん形式にて…
空中都市とも称されるマチュピチュの標高、実は2400m程度でインカ帝国の首都だったクスコより1000m低い。しかも都市なんかではなくクスコにいたインカの王侯貴族の別荘地に過ぎなかったらしい。クスコは今でもペルーの主要都市で人口も40万人+α、富山・高松・町田・豊田・柏あたりと同レベル。
「北摂や、土建屋どもの夢の跡」「茨木台、頭が岡C 夢の跡」(夏草ボーボー)
ニュータウン、土建政治の成れの果て
[ 悲報 ] 市街化調整区域、結局何も調整出来ず
市街化調整区域ってそもそも何なん?
市街が開発されると公共インフラ整備のコストが行政側にも掛かってしまう。その過剰化を避ける為に無秩序な開発にストップを掛けるべく設定されている。
関西は平野が狭いからねぇ、調整区域の先はすぐ山間部に入っちゃう。神戸なんか海から3キロ北に上がったらもう六甲の山やもんね。
茨木台にはこんな状況でも10代の子がまだ3人いるらしい。
「茨木」台やから大阪まで通勤圏内といわれて、自分の身の丈考えて飛び付いた。実際の土地が遠すぎて実地見学なんてやらなかった可能性はある。「将来は鉄道が通ってこの辺に駅が出来ます」「この近くに高速道路が計画されていて、インターも出来ます」なんて言う甘言に騙されるケースが続発していたのは全国各地であった。
地方でも要らん郊外開発なんかやるからこうなる。ず~~っとこんなんが懲りもせんと続いてるやん!
青森みたいにコンパクトシティなんて旗振って旧市街に人を戻そうとしても、今更出来ひんのなんて判り切った事やん! 郊外でしか暮らせない体質になり切った住民が旧市街に来る訳がない!
郊外は家広い、車あるから何でも出来る、歩ける街なんて要らん!、そういう脳ミソになりきってるんやで田舎の人間は。
若い内はそれでもエエやろけど、年いって車やれへん様になったらどないすんねん?
80年代になっても大阪は住宅事情が悪くて、戦後直ぐに建った様なおんぼろい文化住宅で溢れ返っていたらしいから、郊外のニュータウンに飛び付くしか無かったというのは解る。そこにバブルの地価高騰となれば山間部の僻地でも飛び付く奴が一定数いたのは判らんでもない。土地は永遠に上がり続けるいう強迫観念が常識になっていた時代やからねぇ~。
[ 悲報 ] バブルの時の日本人、頭が岡C くなってしまう。
バラ色の未来と人を騙した北摂ローズタウン、真の姿は北摂でもない亀岡の廃墟地獄
[ 驚愕 ] 東京23区内にも限界集落が発見される。
北区の赤羽台・桐ヶ丘の団地は既に50年オーヴァー、若者は殆どいない。団地内の店舗はほぼ全てが消えている。
北区でも高台にありこのまま行けば「都心から最も近いマチュピチュ」になるのは確実。
マチュピチュなんて生易しいモン違うやろ! スラム街みたいになって移民どもが流れ込んで昔のハーレム(NY)的な場所になり果てる、拳銃、シャブ、ギャング、何でもアリね!
今流行りのタワマンだって30年後は悲惨な状況かも知れんでぇ~!
ニュータウンだってタワーマンションだって理屈は一緒。四六時中住民同士でしかも親子揃ってマウントの取り合いで疲れ果て、そして30年も経てば一気に姥捨て山になる。タワマンなんか高層階と低層階で階級対立が出来たりするから余計に始末が悪い。最近そういうのは外国人が投資用に買うケースが多いから、そこに移民が入り込むと人種や宗教の対立が起きる火薬庫になりかねない。高層階に住んでてオラついてても、災害が起きたら逃げんの大変過ぎてガチでアカンやろ!
高齢者用の枠を設けたりして、世代分散を図ろうとしている所も出て来ているけど、ホンマに上手く行くんやろか?
一気に開発して一気に売り抜ける、だから人が一気に押し寄せて人口が増えるが、高齢化も一気に進んで姥捨て山からスラム化する。これがニュータウンの宿命。
(泉北NT と大阪を結ぶ泉北高速鉄道3000系 2015年5月 我孫子前~浅香山間)
泉北ニュータウンだって、多摩ニュータウンだって60年代70年代に出来たニュータウンは相当ヤバイ状況
渋谷の再開発絡みでノリに乗って調子こいてる田園都市線沿線の鷺沼とかたまプラーザの近辺もこれから相当ヤバイかもね(白目)
戦後になって、我らの宗主国になられたアメリカ様がアメリカ式郊外型消費生活を日本に売り付けようと画策した。
そしてこの国は幹線道路を引いて、郊外での宅地開発をさせて土建屋と不動産屋を一生懸命儲けさせた。「郊外は自然が豊かで子供がノビノビと育つ」なんていう幻想を撒き散らして郊外の住宅をドンドン売っていった。これで政治家も献金と票を手に入れた。
地方都市の郊外=道路沿いにイオン・パチンコ・ラブホテルに何故か図書館と病院がセットになっていてただそれ以上の物はないイメージ。大地主は定期借地権を使ってその地代だけで楽して十分食っていける。大地主は選挙の時なら集票集金もしてくれるから、そこにもWin-Win な関係が出来ちゃう。
高度成長期からバブルの間は経済も上がって行って土地神話が絶対だったかわ表面的には破綻が少なかった。尤も21世紀に入ったら高齢化人口減少になるのは前から分かっていたのに。
バブルがはじけたらはじけたで土建屋だの何だのを食わせなきゃいけないから景気対策とかいう名目が付いて、無駄な郊外開発が止まる事は無かった。
[ 国土交通省の論理 ] 道路が出来ればそこに色々な建物が建って新しい町が出来て発展する
古い町はどないすんねん? 爆撃でもしてキレイサッパリ無くすのか?
下級市民の母親が夜中に車に子供を乗せてカラオケボックスに入り浸るなんていう光景が郊外じゃ当たり前。郊外特に地方都市なんて言ったら親の車が無けりゃ何処にも行けない、それでも「子供がノビノビ育つ」なんてどの口が言わせるんですかねぇ~?
戦後型土建政治土建行政をブッ壊すんだ!、ブッ壊すんだ!、ブッ壊すんだ!、ブッ壊すんだ!、ブッ壊すんダァ~ッ!
35年前を想い出せ! あの時国鉄はあんなにブッ壊されたんだから、犬HK だって土建政治だってブッ壊せるんダァ~!
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